イード・アル・アドハーとハラル食物

Assalamualaikum w.b.t (あなた方の上に平安あれ)

これから、イスラム教で定められた宗教的な祝日を紹介します。この祝日はヒジュラ暦によって、１０日１２月（ズールヒッジャ）に行っている。今年の１１月２７日には世界中のムスリムが祝った。私はマレーシア人だから、マレーシアでは、どうやって祝いするのかを紹介したい。

まずはこの祝いの歴史から始めよう。この祝いは、（預言者）アブラハム（イスラム教：イブラヒム）と彼の息子（（預言者）イスマイル）（彼らの上に平安あれ）は、アッラーに命じられた。昔、イブラヒムはサラと結婚した。待って続けても、サラは妊娠していない。８０歳のイブラヒムはアッラーに飽きずに祈り続けた。そして、サラが許可して、イブラヒムはハジャルと結婚して、長男、イスマイルが生まれた。それから、アッラーへの敬神を試すため、ハジャルと生まれたばかりのイスマイルは、砂漠中に放置されないといけない。その命令を従って、イブラヒムはハジャルとイスマイルを何もない砂漠に放置した。７年間後、イブラヒムが帰った。しかし、らくだから降りず、アッラーの命令が来た。今回、３年間離れた。３年間が終わって、イブラヒムが戻った。１０歳の長男と出会えて、何より嬉しかったイブラヒムは、最後の最大な命令がもらった。その命令は何かというと、イスマイルを屠ること。

その命令に悩んだ時、イスマイルが尋ねた。その命令はイスマイルに話した。以外と、イスマイルは喜んで、その命令に従った。イスマイルは自分自身で、横になって、イブラヒムの準備を待った。イブラヒムがナイフを持って、愛している息子を近づいた。心をこめて、アッラーの命令を本気でやる気だった。そして、その鋭いナイフをイスマイルの首を切る直前、ジブリル（彼の上に平安あれ）が現れて、一瞬でイスマイルを羊と交換した。ジブリルはイブラヒムにこう言った。「あなたの敬神がアッラーが認めた」。

現在、４足動物を塗擦する儀式は「クルバン」と呼ばれている。「クルバン」、アラビア語では「供える」という意味を持って、アッラーへの命令に、どれぐらい自分の時間、財産、力などが供えられるという意味である。普段は牛、羊、らくだ、野牛などを塗擦する。その肉は必要な人々（貧困者）に与える。マレーシアの場合は、牛を塗擦することが多いである。この儀式（塗擦）は、イスラム教が認めたやり方でやった。

またアッラーの御名が唱えられなかったものを食べてはならない。それは実に不義な行いである。しかし悪魔は、自分の友を唆し、あなたがたと 議論させようとする。あなたがたがもしかれらに従うならば、あなたがたは正に多神教徒である。（聖クルアーン、第６章１２１節）。

その条件は：

1. 塗擦する：ムスリム、大人、そしてまともな人。
2. 動物：ハラル（イスラム教の規則によって食べられる食べ物）動物、生きている動物。
3. 道具：鋭い道具。
   

やり方：

1. بسم الله الرحمن الرحيم （バスマラ）を言う。
2. メッカ（ムスリムの聖地）へ向かう。
3. الله أكبر（アッラーは全能な神）＞＞（タクビル）を言う。
4. ナイフは右手で持つ。
5. 動物の首に、「気道」と「食道」を切る。首は切らないように。
6. 動物の死を確認。

今日（清き）良いものがあなたがたに許される。啓典を授けられた民の食べ物は、あなたがたに合法であり、あなたがたの食べ物は、かれらにも合法である。ま た信者の貞節な女、あなたがた以前に、啓典を授けられた民の中の貞節な女も。もしあなたがたが（貞節な）女に姦淫や密通をせずに、きちんと婚資を与え妻に 迎えるならば許される。凡そ信仰を拒否する者は、その善行も虚しく、来世においては、失敗者の類である。（聖クルアーン、第５章３節）。

マレーシアではこの儀式はどうやって行いますか？

牛を倒す。このために、約１０人男性大人が必要。
クルバンをやっている人々の名前を呼んで、バスマラを言う。周りの人々タクビルを言う。
皮を剥く
肉を等しく分けて、必要な人々（貧困者）、近所の人々（ムスリムのみ）に与える。

ハラル（イスラム教に認められる）食べ物

なぜイスラムのやり方一番安全、人間に最適ですか？

イスラムのやり方で、動物の血管が全てを切る。こうしたら、急性失血と出血性になる。肉から全ての血が流出したら、「牛海線状脳症」などの病気が防ぐことができる。冠動脈では、高血圧が流れている。そこを切ったら、血液が簡単に動物から流出する。脳 脊髄液の圧力はさらに急速に頸静脈のため、深いショックを感じて、意識の損失になる。動物はこの段階で、意識的に安定な状態になる。脳は酸素が足りないため、心臓がより早く血液を供給しようとする。心臓の鼓動が上がる。強直性および間代性の不随意収縮、痙攣が始まる。首には脊髄がまだ繋がっているので、痛みは感じない。カケスから多くの血液が流出ため、肉はより安全、よりヘルシーな食べ物になる。

また、物にとって、イスラムのやり方は最も慈悲があるやり方である。この事実は、多くの西洋科学者でも認める。Lord Horder GCVO, MD, FRCP、DR Leonard Hill (1923), Sir Lovatt Evans, Professor Harold Burrow, I M Levingen (1979), Professor F R Bell. Mr. Openshaw, Mr. Hayhurst などはその例である。

Prof. Leonard Hill, F.R.C.V.Sによると、動物にとっては、ナイフを切り始めた瞬間に、痛みは一切感じない。この事実は外科医に聞けば、はっきり説明されると思う。人間でも、障害を受ける時には、痛みは感じない。薬物をかけたら、痛みを感じる。

"クルバンの儀式を自分の目で見たら、動物は苦しくないことが分かる。意識が失って、安定な状態になる。生理的な原則によって、血管が切り開いたら、動脈の血圧が下がって、多くの血液が失われる。その結果、意識は一瞬に失ってしまう。イスラムのやり方で動物を苦しめるというのは、無茶な意見だ。"（Prof. Charles Lovett Evans, F.R.C.V.S.）

"こういう死に方は何よりも慈悲がある。"（Prof. Leonard Hill）

現在で使われている塗擦仕方。

1.The captive bolt pistol （スタンガン）

英国に最も使われている道具である。普通は牛と羊に使われている。このスタンガンのメカニズムは、高圧空気、あるいは空包で、動物の頭骨に打って、脳を潰す。この方法で動物を麻痺させて、塗擦する。

2. 二酸化炭素（窒息）

二酸化炭素（約６５％）を空気に混ぜて、特別な気室の中に、動物を窒息させる。この方法はほとんど豚に使われている。人間にも、CO2 は体に毒である。

• 動物にストレスを与える。
• スタンガンと電気ショックより、動物にストレスを与える。
• 体と血液に毒性効果
• 動物にとって、最も残酷なやり方である。（オランダとヨーロッパではすでに禁じられた）

3. ショック・スタン

動物の頭部、足部などに使われている。

低電圧

• 麻酔を使わず、低電圧ショックさせることは動物に残酷である。
• 動物の意識がまだ失わないのに、させるのは、痛みが感じる。
• この方法の効果は疑える。
• 信頼できない、（はずれなど）

動物は３０～４０秒以内、意識の回復ができる。ただし、麻痺されたので、何もできない。（E.H Callow, Food Hygiene の本より）。

高電圧

高電圧（３００V～４００V）を使って、普段羊と豚に使われている。その結果：

• 心室細動、心臓抑制、心臓の故障、心臓の停止と死
• 骨粉砕
• ストレス
• カケスに血液しぶきのレベルが高い
• 動物に耐えられない痛みを与える

医学の世界にも、患者（精神障害の患者）にスタンさせる前に、麻酔薬が必要。そうしないと、患者さんが苦しい。人間であれば苦しかったら、動物もそうではないか？

4. Water bath stunning （ウォータ・バス）＞窒息

家禽に使われている。鳥は逆さまの状態で、コンベヤーベルトで電気浴に窒息させる。

イスラムの教えは最も最適の生き方のことは、明らかである。

参照（英語）：http://www.guidedways.com/articles/halalslaughtermethod.php